[フィジー留学]オレの通った学校はおすすめできない、フィジー留学の実態

格安で語学留学できると注目されている南半球オセアニアにある島国フィジー。この記事は2015年6月、実際に体験した1ヶ月のフィジー留学をまとめた。

世界一幸せでフレンドリーな人々が住む太平洋に浮かぶ南の島、フィジー

フィジーは、日本から約7,000km南に位置する島国で、約330もの島から成っている。面積は約1827k㎡で、四国とほぼ同じ。人口は約90万人という小さな島国で、観光業やさとうきび産業が盛ん。

1874年から1970年の間、イギリスの植民地であったため、公用語として英語が話されている。現在、原住民であるフィジー系に加え、イギリス植民地時代にやってきたインド系が人口の半分を占めており、公用語としての英語は生活に欠かせない言語となっている。

BULA!フレンドリーなフィジーの人々

便利なモノに溢れた日本のような生活に慣れてしまっているとフィジーの生活は不便さを感じるかもしれない。

フィジーはまだ手つかずの自然が多く残り観光業が盛ん。暖かい気候も相まってこの島に住む人々はとてもフレンドリー。初対面でもブラ[BULA](こんにちは)と声をかけてくれ、人と接することやおしゃべりが大好き。

フィジーのシンプルな生活の中には、人と人の繋がりがあり笑顔の絶えることがない。

本当の幸せとは?

ゆっくりとした特別な時間をフィジーは与えてくれる。

フィジーで楽しめるアクティビティ

サーフィン・ダイビング

フィジーはサーフポイントとしても有名で、サーフィンの大会も毎年行われている。

そんなサーフポイントを求めてやってくるサーファーも多い。

ダイビングポイントも豊富で、多くのカラフルな熱帯魚や珊瑚に圧倒される。

シャークダイブも人気のひとつ。「フィジーのサメはフレンドリーで歯がないから大丈夫!」というのがお決まりのファジアンジョーク。

ダイビングライセンスを取得にくる観光客も多い。

離島トリップ

老若男女楽しめる離島トリップはフィジーでのアクティビティ一番人気と言える。

離島へ出かけてエメラルドグリーンの海と白い砂浜でリラックス。

心も体も解き放たれること間違いなし。

乗馬・泥温泉

手つかず自然とビーチリゾートの多いフィジーでは乗馬や泥温泉体験など、さまざまなアクティビティが楽しめる。

リゾートホテルのスパやタウンのマッサージも観光客に大人気。

フィジーの英語

フィジーの生活では、テレビやラジオ、新聞等のメディアはほぼ全てが英語。

小学校からバイリンガル教育を受け、小さい頃から英語と共に生きている。

フィジーの人々の英語は比較的はっきり話すため、英語初心者にも聞き取りやすく慣れやすいと言われている。

6月のフィジーとはどんなシーズン

フィジーには12月~4月の雨季と5月~11月の乾季がある。

フィジーの年間平均気温は最高気温30.3℃、最低気温20.9℃で年間を通して夏服でいられる。

比較的気候の安定しているのが6月~9月で、旅行のベストシーズンでもある。

オレは実際に6月の1ヶ月間フィジーに滞在したが、暑すぎず爽やかな気候だった。

雨が降ることも少ない。降ってもすぐやみ、スコールみたいなのもなかった。常夏のイメージのフィジーだが、夜はちょっと寒いと感じる日もあったのでパーカーなど上着はあったほうが安心だろう。

フィジーの基本情報(2021年現在)

正式名称

フィジー共和国[Republic of Fiji]

首都

スバ[Suva]

国土面積

約18270㎢

人口

約90万人

民族

フィジー系(約55%)

インド系(約38%)

その他(南太平洋各国、ヨーローッパ、中国など)(約7%)

宗教

キリスト教(約55%)

ヒンドゥー教(約40%)

イスラム教(約5%)

公用語

英語

学校はこんなところ

俺が実際に通ったのはランデブーフィジー[Rendezvous Fiji]という語学学校。キャッチフレーズは「フィジーで唯一、自然と暮らす語学学校」で、いちおうフィジー政府教育省認定校とのこと。

立地はナンディ国際空港[Nadi International Airport]から車で約1時間、ナンディタウン[Nadi Town]の中心からも約45分のウディワイ[Uciwai]というところ。街の喧騒から離れた郊外、メインロードから未舗装の道をしばらく進み、広大なさとうきび畑を抜けたところに位置する。学校の目の前は海。南太平洋だ。

タウンの中心と比べるとのどかで空気も澄んでいて気持ちがいい。

毎日、日の出や海に沈む夕日を見ることができる。街から離れているため夜には満天の星空を望めることができた。壮大な天の川が見れた時は本当に感動的だった。

周りには小さなビレッジがいくつかあり、フィジーの伝統的な暮らしを身近に感じるここともできる。

宿泊施設も学校の敷地内にあり、教室まで1分もかからない。もちろん、ホームステイという選択も可能。

もちろんここは治安も悪くなかった。

鳥の鳴き声で目が覚め、海を眺めながらの食事。

夜には満天の星の下で語り合う。

大自然の中、リラックスでき、勉強に集中できる。

そんな環境だ。

学校の設備環境はこんな感じ

学校の敷地は周囲がフェンスに囲まれていて、夜間もセキュリティスタッフがいて安心。大きな番犬も2匹。学校の敷地内には次のような施設や設備が揃っていた。

・クラスルーム

・宿泊施設 (部屋のタイプはいくつかありエアコン付き個室や4人ドミトリーなど)

・トイレ

・シャワー

・共同キッチン

・飲んでも大丈夫な水道 (おそらく地下水)

・ダイニング

・テラス

・コインランドリー、洗濯エリア

・プール

・ビリヤード台

・卓球台

・バレーボールコート

・ハンモック

・Wi-Fi

レッスンはこんな感じ

自分の目的に合わせて受講コースは2つの中から選べる。

一般的な基礎英語を学ぶ「ジェネラルイングリッシュコース」1日5時間、週25時間と、基礎英語に加えて、ビジネス英語も学べる「ビジネスイングリッシュコース」1日7時間、週35時間の2つのコース。

フィジー到着の日に、オリエンテーションとレベルチェックテストを行いクラス分けをした。

初級、中級、上級の3クラスに分けられる。

ちなみにオレは初級。「まずは英語に慣れろ」というクラス。

テキストはコピーされたものを渡されたが、もしテキストが欲しければタウンの本屋で売ってるそうだ。

学校に到着したは初日はクラス分けまでで、翌日からレッスンがスタート。

レッスンは1コマ50分、休憩10分。

ランチ休憩は12時から1時間。

平日朝8時から14時の5コマで、「ビジネスイングリッシュコース」の人はそのあとにも2コマのレッスンがあり、16時終了。

レッスン内容は比べるものがないので詳しくはわからないが、会話が中心だった。とにかく話す機会を多くつくってくれていた。ノートには単語くらいしか書いた覚えがない。

宿題か日記のどちらかの課題は毎日出された。

それと、週に1度放課後に参加自由のスクールアクティビティがあった。これは簡単に言うと、せっかくフィジーに来てるんだし、フィジーの伝統文化や暮らしに触れようみたいなものだ。釣りしたりとか、フィジー料理をみんなで作ったりした。

フィジー留学に特別必要な持ち物

語学留学なので、ノート、シャーペン、消しゴム、電子辞書はあった方がいいと思う。

持っていかなくても筆記用具はタウンで買える。

実際にノートはタウンの文房具屋さんで買ったが、日本のモノに比べると質はいまいち。日本製の良さを感じた。

電子辞書は出国前にわざわざ買って持っていった。今だったら間違いなくスマホの辞書アプリを使うだろう。ネット環境が不安定の時もあるのでオフラインでも使えるアプリを選ぼう。

1ヶ月間のフィジー留学にかかった費用

実際に1ヶ月間(4週間)のフィジー留学でかかった費用を公開。

学校関係費 135,000円

これは学校に支払った金額。

学校宿舎滞在の4人ドミトリー、トイレ・シャワーの共同の部屋。

これには、

入学金、授業料、学生ビザ申請代行料、ナンディ空港往復送迎、宿泊費(28泊)、光熱費、インターネット(Wi-Fi)が含まれる。

航空券 約110,000円

2015年6月当時は日本からフィジーまでの直行便はなく、大韓航空を利用。

成田発で韓国の仁川空港で乗り継ぎ、ナンディ空港到着という流れ。帰りは乗り継ぎ時間が1日以上あったのでソウルを観光。

現地滞在費 約100,000円

食費、日用品代、交通費、娯楽費など。

学校の宿舎滞在だと食事が出ないので自炊。

ホームステイは3食付き。ホームステイ先でランチのお弁当も作って持たせてくれたみたいで、料金は上がるけどこっちの方がよかったかもしれない。

あとは主に娯楽費。映画、ゴルフ、レンタカー、宿泊、カフェ、レストラン、バーなど滞在中に現地で使った費用すべてを含む。

この金額で生活に不自由しないのはもちろん、毎晩ビールも飲み、週末は観光にも行ってフィジー留学を満喫できた。

ちなみにお土産は一切買っていない。

合計 約345,000円

現地滞在費、実はもう少し使ってたかもしれないが、だいたいこれくらい。

結果、1ヶ月フィジー留学して英語力はあがるのか

1ヶ月で本当に英語は話せるのか。

1ヶ月のフィジー留学でどれくらい効果があったのか。

気になるオレの英語力は、

「ファーストフードを注文できるレベル」

1ヶ月だとこんなもんだろう。

まとめ、ちょっとだけ言い訳

結果だけ見るとこのフィジー留学は失敗。

ただこれは本当にやる気というか人によるはず。

オレの通った学校は生徒が全員日本人だった。卒業や入学が毎週あって、人数は若干変わるけど生徒数は大体、いつも10人くらい。やっぱり日本人が多い環境って語学留学としては良くないようだ。理由は簡単。お互いに日本語でしか喋らない。そして、仲良くなって遊んでしまう。

学校には半年くらい留学してる子もいて、普通に先生たちと話せていた。もともと少し喋れる人が1週間だけとか、フィジー留学のあと、ニュージーランドでワーホリする人もいた。フィジーに就職が決まった人も。いろんな留学のスタイルがあるようだ。

英語力は伸びなかったが留学は勉強だけじゃない。

現地に滞在しなければわからないことや生活がある。多くの体験ができた。

写真なんかじゃ見れない景色だってある。

大自然の中で英語を勉強し、多くの出会いがあったフィジー留学はオレにとって最高の経験になった。

さいごに

記事のタイトルにある学校おすすめできない理由。

オレの卒業した「フィジーで唯一、自然と暮らす語学学校ランデブーフィジー」は閉校したとのこと。

個人的にはいい学校だと思ったのだが、閉校したってことはそれなりだったということだろう。残念。